皆さんこんにちはSugaです。
今回は1冊の本を紹介させてください。
車中泊をしながら僧侶として暮らしている方の本です。
目次
くるま暮らし。
内容
著者は静 慈彰(しずか じしょう)さんという方で、真言宗の僧侶です。
彼は今の生き方をする前に、多くの経験をしています。
・中学時代の苛烈な寮生活
・高野山大学大学院を出た後、アメリカ・ロサンゼルスで開教師をしたが解任される。
・インド放浪をしたり、東京の寺に養子に行ったもののクビになる。
・東京へ引越し、フリーの僧侶として、個人の葬儀を受け持つ
・結婚するもニュージーランドへ逃亡。そして離婚。
などなど、いわば「社会不適合者」として生きてきたといいます。
そんな著者が行き着いた先が車中泊でした。30万円の中古のバンを購入し、
自身で部品をかき集めて少しずつ改造。
依頼があれば車を運転し、僧侶として働く。車も様々な工夫を施し、
車内で仕事や生活もできるよう工夫されています。
感想
僕がこの本を購入したのは、1年前でちょうどうつ病で休職中のときです。
苦しみ葛藤してきた著者だからこそ、共感できる部分があるし、こんな生き方もできるんだと勇気をくれた本でもあります。ミニマリストのきっかけにもなりました。
僕自身ジプシーのように、様々のところを転々と生活していたので、余計に感じるとこがありました。
一箇所に住めないって人も中にはいます。僕もそんなタイプの1人です。
風来坊と聞こえはいいですが、なかなか肩身が狭いものです。
男は辛いよの寅さんみたいな?
自由気ままなと聞こえはいいのものですが、中にはそういった生き方しかできない人もいます。
または、様々な生き方を模索した結果そうなった人もいると思います。
生き方は人それぞれだし、ただそれをしっかりと実行に移している人ってあまり多くはないと思います。
著者の場合は、後者の模索した結果です。
『逃げるように』車中泊での生き方を見つけ、自分の人生を振り返り向き合った結果、
車中泊という答えを見つけたのだと思います。
逃げるようにはありませんね.......自身が生きやすいように方向転換した結果なのです。
それぞれの暮らし方
僕もいずれこの方のような暮らしをするような感じがします。
遠くない未来にです。ただ覚悟が決まっていないだけなのかも。
ただ車中泊をしながら旅をしたいです。コロナが収まったら、車に荷物を積んで、
1年くらいかけてゆっくり生活したいと思ってます。
影響を受けた本がありながらもしっかりとアウトプットをしないと思う今日この頃です。
まとめ
僕の理想は、組織や場所に囚われずに自由に生きていくことです。
そんな著者は間接的にも僕に勇気をくれました。
まだまだ、収入的にも安定してるとは言えないのでまだまだですが、
頑張る気力となる良いきっかけとなったのは確かです。
少しずつですが、僕も自分が生きやすいように頑張っていこうと思います。
今回は以上です。
読んで頂きありがとうございました。